ここ数年で人気が爆発的に増えているVtuber。
もともと興味がなくても、目にする機会が増えている方も多いのではないでしょうか?
「私もVtuberになってみたい!」と思っている人も増えているようですね。
Vtuberには「にじさんじ」や「ホロライブ」といった会社にタレントとして所属している企業勢や、企業に所属せずに活動している個人勢が存在しており、特に人気のある企業勢Vtuberはとんでもなく稼いでいるのでは?と噂になっています。
そこで今回は、Vtuberの平均年収や収入源についてまとめてみました!
Vtuberの平均年収は?
基本的に、VTuberの年収は企業に所属しているVTuberも、個人で活動しているVTuberもいくら収入があるかについては公開していないことがほとんどです。
そういうこともあり、正確な年収はわかりません。
ただ、動画再生数などから年収を推測することは可能です。
ただ、昨今はVTuberもどんどんチャンネル登録者数を増やしており、Vtuber黎明期の親分ともいわれた「キズナアイ」のメインチャンネルは303万人の登録者という莫大な数字であることから、 動画の投稿だけで1億円以上の年収を得ている のでは…?とも噂されています。
例えば、キズナアイさんの動画の再生数1回における収入が0.1円だった場合・・・
ミュージックビデオの再生数は現在、1,784万回再生されています。
単純計算で、この動画だけでも約178万円の収入になっていることが計算できます。
確かに、これだけの収入を考えれば、動画の投稿だけで1億円以上の年収を得ているという噂になってもおかしくはありませんね。
企業勢
では次に、企業勢を例に見てみましょう。
今回の例ではホロライブを参考にしていきます。
2022年3月時点でタレントの総数は約60人で、総報酬が4億3293万6千円とされています。
単純計算で所属人数で割ると、1人当たりの月収は721万5600円ということになります。
となると、ホロライブの平均年収は約8,600万円ということになります。
個人勢
では、個人勢のVtuberの平均年収はどれくらいなのでしょうか?
はっきり言うと、個人勢はピンキリで平均年収は不明です。
ただし、一部の噂では日本の平均年収である約400万ほどともいわれています。
VTuberだけで生活できる人は一握り
VTuberとしての収入だけで生活する。
VTuberを目指している人の多くがそんな夢を持っていると思います。
では、実際にVTuberになって稼げるのか?というと、非常に難しいといえるでしょう。
確かに、年々VTuberの人気は上昇し続けていますし、比較的人気になりづらい男性VTuberでも、VTuberとしての収入だけで生活している人もいるのは事実です。
ただ、そのほとんどは入るのが困難な倍率の高い企業勢であることが多いですし、VTuberは年々数を増やしているためライバルになる存在も圧倒的に多いです。
さらに言えば、VTuberとしての1年というのは変化が非常に激しく、1年前や1年後には状況が大きく変わっている職業でもあります。
そんな環境で企業勢ならまだしも、個人勢でのVTuberとして食べていくのは非常に困難ないばらの道になるでしょう。
VTuberの収入源
Vtuberとして活動して、その収入で食べていきたい。
では実際、Vtuberの収入源にはどのようなものがあるのでしょうか?
この項目では、基本的なVtuberの収入源について簡単に解説していきたいと思います。
YouTubeの広告収入
Youtubeの再生回数が増えていくと、Youtubeの運営会社であるGoogleが自動で広告を付けてくれます。
Vtuberは基本的にその広告によっては収益を得ることになります。
Youtubeの収益化には条件が必要で、それら達成すると収益化アカウントとして認められ、再生回数に応じた広告収入が発生します。
- 規約違反がないこと
- チャンネル登録者数が1000人以上であること
- 直近1年の総再生時間が4000時間以上であることが条件です。
YouTubeのスーパーチャット(投げ銭)
次に、スーパーチャット、いわゆる投げ銭についてです。
ライブ配信に中に、リスナーがライバーに対してギフトやコメントにお金を乗せて送信することで成り立つ収入源です。
リスナーの投げ銭に対して、ライバーにどれだけ収入が入るかは配信アプリやライバーの契約形態、所属事務所などによっても異なるので注意が必要です。
YouTuberのメンバーシップ
月額○○円といった形式で募集し、それに対する特典をVtuberが提供します。
多いのは、メンバーシップ加入者限定でみられる動画や配信を特典にしているパターンです。
メンバーシップの会員数を増やすことで、サブスク形式のように毎月安定した収益が発生します。
ゲーム紹介などのPR
Vtuberとして知名度が上がり、信頼度を増やすことで様々なの企業からPR商品の紹介やサービスの紹介を依頼されます。
いわゆる、案件と呼ばれている仕事です。
企業案件の際、金銭の報酬だけではなく、その紹介した商品やサービスを無料で提供されたりするなど、メリットが大きいです。
しかし、企業案件はそのVtuberの影響力が前提条件となるため、始めたてのVtuberが収益として獲得するには難しい仕事でもあるといえます。
ボイスやグッズの販売
Vtuber独自のグッズを作成し、販売する方法です。
しかし、ある程度の人気を得たVtuberでないと制作した費用を取り返すほどの売り上げを出すのは難しいと思われます。
Vtuberの経費
Vtuberとして活動する際に、関係してくるお金は収入だけではもちろんありません。
様々な活動には経費が必ずかかわってきます。
- 企画に必要な経費
- 食事など、友人になったVtuberとの交遊費
- 新衣装を作る際にかかる経費
- イベントやスタジオへの移動代
- イベントや収録で使うホテルなどの宿泊代
などなど、活動していくには出て行ってしまうお金もあることを忘れないようにしましょう。
企業勢の場合、多くが会社の経費として精算できる可能性が高いですが、個人勢の場合は、すべて自分で管理して費用計算する必要があります。
まとめ
今回は、Vtuberの平均年収や収入源についてまとめてみました!
Vtuberの平均年収はピンキリですが、自分の得意を武器に発信できるのも魅力の1つです。
企業勢や個人勢かでも、始め方が変わってくるかと思いますが、今すぐチャレンジしてみたい!という方は、各企業のオーディションを受ける前に、一度JOYミュージックスクールの無料体験レッスンでVtuberが発信する雰囲気をつかむのもアリかと思います!
会社員とVtuberを兼業している方もいたりするので、ぜひ夢をあきらめないで挑戦してみてはいかがでしょうか?