ここ数年で人気が爆発的に増えているVtuber。
もともと興味がなくても、目にする機会が増えている方も多いのではないでしょうか?
「私もVtuberになってみたい!」と思っている人も増えているようですね。
さまざまな事務所でVtuberオーディションが開催されているのですが、結構「年齢不問」という条件の事務所が目立ちます。
Vtuber希望者の中には、まだ高校生、未成年という方も多いので、本当に年齢不問なのか気になる方も多いはず。
そこで今回は、
- Vtuberオーディションは年齢不問?
- 未成年がVtuberになるデメリットは?
について調べてみました。
Vtuberオーディションは年齢不問?
ではまず、Vtuberのオーディションの年齢制限について見ていきましょう。
例として、二大Vtuber事務所の応募要項を見ていきたいと思います。
ホロライブのオーディションは何歳から?
まず、「ホロライブプロダクション」では18歳以上の日本居住者を条件にしています。
法改正により、2022年(令和4年)4月から、18歳に成人年齢が引き下げられました。
残念ながら17歳以下の未成年ではホロライブプロダクションには所属出来ないことになります。
RPだからリアルは無視するかってとこはあるけど、今のホロライブのオーディション条件に18歳以上とある以上、公式の年齢で18歳未満を軽々と出せなくなったみたいな感じないですか
引用元:Twitter
ホロライブ、2期生まではオーディションに18歳以上の年齢制限なかった
引用元:Twitter
にじさんじオーディションは何歳から?
では、にじさんじの場合はどうなのでしょうか?
現在のにじさんじは養成所システムになっており、バーチャルタレントアカデミー(通称:VTA)というVtuberの養成学校のようなものでオーデションをしています。
バーチャルタレントアカデミーでの応募要項のガイドラインでは、学生(高校生も可)、未成年者の場合は親権者の同意が必要となっています。
にじさんじ(バーチャルタレントアカデミー)では確かに応募条件に年齢の指定は無く、年齢が不問となっていました。
ただし、注意しなければならないのは「バーチャルタレントアカデミー」はあくまでも養成所のようなものであり、オーディションに合格したからと言って、企業に所属したわけではないと思われるので給与の発生はしないと思われます。
「バーチャルタレントアカデミー」に所属さえできれば、入学金も受講料もかからないということで、かなりの倍率になっています。
その他のオーディション情報
ここ最近の傾向ですと、多くの事務所は18歳以下の未成年の募集はしていませんでした。
各事務所のオーディション情報については、こちらでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子どもの安全に関するポリシーhttps://t.co/OhFANzVGxj
— VTuberの紹介|VTuber制作依頼所 (@DaiDesign) October 9, 2022
未成年設定で、あるいは未成年者を採用するプロダクション、あるいは個人のVtuberさんは
是非ご一読頂いて
注意して活動していただきたい。 pic.twitter.com/TDXryD5aWv
ここからは、未成年がVtuberになるメリットデメリットを見ていきたいと思います。
未成年がVtuberになるメリット
未成年がVtuberになるメリットを見ていきましょう。
希少な話題性
まず、未成年の方がVtuberになるメリットとして,話題性があげられるでしょう。
後述になりますが、Vtuberを運営している企業のほとんどは未成年が所属していません。
そんな現状で、もし実力のある未成年のVtuberが現れれば、その希少性からある程度の話題になるかもしれません。
高い将来性
次に、未成年Vtuberとしての未来を考えてみましょう。
現在、Vtuberno中の人たちは20代~30代が多いと言われています。
そんな中、未成年からVtuberを始めることができれば活動寿命が非常に長いと考えられます。
現在、3Dを持つVtuberが歌って踊るアイドルのように活動するのは珍しくありません。
なので、未成年のうちから歌やダンスを極めれば、年齢が上のほかのVtuber達に差がつけられるかもしれません。
未成年がVtuberになるデメリット
続いて、未成年がVtuberになるデメリットを見ていきましょう。
企業へ所属することができない
まず、ほとんどのVtuberを運営している企業は未成年のオーディションをしていないため、所属することが難しいです。
たとえ未成年で企業に所属できたとしても、法律的に金銭を渡すことが難しい可能性が高いので、無償で活動する事になるでしょう。
例として使うと、バーチャルタレントアカデミーでは金銭は渡さず、未成年のVtuberの勉強のため活動を任せているという形になっていると考えられます。
Vtuber活動の主体が未成年なら、金銭の絡む契約自体を結べないという事になる可能性が高いでしょう。
広告収入を得ることができない
では、個人勢として活動し、収益化で利益を得ることを考えてみましょう
YouTubeへの動画投稿を個人的な趣味として行うだけなら13歳以上の未成年であれば問題なく可能です。
しかし、YouTubeで収益化するにはYouTubeパートナープログラムへの参加を申請し、承認されることが必要です。
ただし、収益化機能を有効にするための最低限の資格が、18歳以上なので登録者数がいくら多くても18歳以上でないと広告収入を得ることはできません。
さらに、デメリットは収益だけではありません。
配信時間が制限される
労働基準法では原則として「満十八歳に満たない者を午後十時から午前五時までの間において使用してはならない。」 (第61条の1)とあります。
そのため、企業所属できた未成年Vtuberは夜10時からの活動を制限され、長時間配信やVtuberが最も活動しやすい時間帯である夜の配信やコラボが制限される可能性があります。
配信内容が制限される
ほかのデメリットもあげると、YouTubeは6月6日までに「子どもの安全に関するポリシー」を改訂しており、コンテンツにおいて未成年者の出演するASMR動画を禁止しました。
「未成年者への不適切な注目を喚起するような活動(体の不自然な捻じ曲げや ASMR(聴覚や視覚への刺激によって得られる、心地よい反応や感覚を楽しむ動画)など)を披露するもの」を禁止事項に挙げました。
これによって未成年者が演じるASMRを扱うチャンネルがBAN(アカウント停止)される可能性がでてきたことから、ASMR動画を削除するVTuberが続出しました。
つまり、未成年者は人気ジャンルの一つである「ASMR」を行うことができないのです。
まとめ
Vtuberオーディションを受ける際の年齢について、いかがでしたでしょうか。
これまでの内容をまとめてみました。
- Vtuberオーディションは、ほとんどが18歳以上から受けることができる。
- 未成年がVtuberになるデメリットは収益化ができなかったり、そもそもオーディションを受けることができない場合も!
以上になります!
Vtuberは顔出しをしないため、年齢がバレる可能性は少ないものの、配信ツールとなるYoutube側や事務所側が厳しく制限していることがわかりました。
Vtuberは、18歳以降にチャレンジすることをおすすめします!
企業勢と個人勢の違いについてもまとめていますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。