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スーパーの刺身は冷凍できる?避けるべき解凍方法も解説

「スーパーで買った刺身は冷凍できる?」そんな疑問を持ったことがある人も多いんじゃないでしょうか?

買ったお刺身を冷凍すると食感が悪くなるんじゃ?と心配したことがある人や、傷んでしまいそうで試せない!という方も少なくないと思います。

この記事では、スーパーで買った刺身は冷凍できるかどうかや、正しい解凍方法、解凍する際の注意点がわからないという人の為に、スーパーの鮮魚コーナーで10年以上魚を捌いている筆者が、いろいろと解説しちゃいます!

今回紹介する内容はこちら!

  1. スーパーの刺身は冷凍できる?
  2. 冷凍刺身の解凍方法!
  3. 味を落とさない解凍方法のおすすめは?
  4. 避けたほうが良い解凍方法は?

ではさっそく見ていきましょう!

目次

スーパーの刺身は冷凍できる?

ではまず一つ目の疑問の「スーパーの刺身は冷凍できる?」という問題です。

スーパーで買った刺身の柵は、冷凍することはできます。

ただし!注意があり、「解けた刺身の柵ではなく、凍った刺身の柵」でなければなりません。

すでに解けてしまった刺身の柵を再冷凍してしまうと、解凍したときに味や品質が落ちてしまったり、色が変わってしまったりと悪いことだらけです。

なので、スーパーの刺身の柵を冷凍したい場合は

  1. なるべく凍っている刺身の柵を選ぶ
  2. 売り場に無ければ、店員に聞いて凍った刺身の柵を売ってもらう。
  3. 家に帰ったらすぐに冷凍庫にしまう
  4. 家まで距離があったりする場合は保冷剤と発泡スチロールの箱をもらいなるべく解かさないようにする。

この4つがとても大事です。

さらにいえば、生の刺身もあまり冷凍しないほうが良いでしょう。

特に、ぶりなどは色が変わりやすく、真っ黒になってしまう場合があります。

柵のまま冷凍しよう!

刺身を冷凍する際は、できるだけ柵のままがおすすめです。

切った刺身は包丁によって雑菌がついていたり、切り身にしてしまうと空気に触れる面が増えて、柵よりも変色や劣化が激しくなってしまい、味が落ちやすくなってしまう可能性が高いです。

まとめて買う場合でも、冷凍する前提ならば基本的に刺身の柵の状態で買うのがいいでしょう。

冷凍刺身の解凍方法!

刺身を冷凍するときはなるべく柵の状態にするのが良い、というのがここまででわかりましたね。

刺身を解凍するにはどうすればいいの?

基本的に冷凍した刺身の解凍方法は2種類あり「冷蔵庫解凍」、「流水解凍」の2つになります。

この項目ではそれぞれの特徴について解説していきたいと思います。

冷蔵庫解凍

冷凍した刺身を冷蔵庫に移して、ゆっくり解凍するのは解凍方法の基本です。

冷蔵庫で時間をかけて解凍することで、ドリップと呼ばれる水分が出るのを防ぎ、刺身の劣化を抑えます。

ドリップを取り除くために、冷蔵庫に入れる前にキッチンペーパーで包んでおくのも良いと思います。 

また、一度解凍した刺身の再冷凍は避け、その日のうちに食べ切ることを心がけてください。

その際、必ず加熱してから食べるのも重要です。

流水解凍

流水を使った解凍は時間がない時に時間短縮ができる方法です。

水道の蛇口から水を細目にして流し、凍った刺身をポリ袋や保存容器に入れてボウルなどに入れて流水に浸すと大体20分~30分ほどで解凍できます。

この時の注意点として、絶対に刺身を直接水につけないでください。

刺身を直接水に浸すと、柵がふやけてしまったり、栄養分やうまみが一緒に流れ出てしまうからです。

時間短縮ができてとても便利な流水解凍ですが、冷蔵庫解凍と比べてドリップが出やすくなるので注意してください。

味を落とさない解凍方法のおすすめは?

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