ここ数年で非常に流行してきているVtuber。
今では企業とコラボしたり、芸能人とコラボしたりと、活躍する場をどんどんと広げてきており、興味がなくても目に入ることがあるのではないでしょうか。
そんなVtuberですが、大きく分けて2種類に分類することができます。
それが、企業勢と個人勢です。
その文字通り、違いは企業の運営するVtuber部門に所属するか、どこの企業にも属さず自身の手で活動しているかというところです。
今回はそれぞれの特徴などを踏まえながら企業勢と個人勢のなり方の違いを見ていきたいと思います。
この記事で分かることはこちら。
- 企業勢と個人勢のなり方の違いは?
- 企業勢と個人勢はどちらから始めるべき?
ではさっそく見ていきましょう。
企業勢と個人勢のなり方の違いは?
ではまず、企業勢と個人勢でVtuberのなり方がどう違うのか見ていきましょう。
企業勢のなり方
まず、企業勢のなり方は基本的に応募になります。
企業勢Vtuberになるには、まず企業のオーディションを受けなければいけません。
このオーディションに応募する条件が問題です。
そのオーディションも、基本はまず自身で数分の映像を作って企業に送らなければならないと、ある程度のPCスキルと配信スキルを求められます。
Vtuberを求める企業のほとんどが、配信活動の経験者を求めており、企業によっては今まで配信をしたことがない人は条件の時点で応募すらできない可能性も高いです。
そして多くの企業の場合、そこを初めてクリアしてやっと二時試験である面接にたどり着けます。
ただ、この面接も条件がある企業も存在しており、その条件の中には、東京に住んでいることが条件というものもあります。
そういったオーディションを合格して、はじめて企業勢Vtuberとして活動ができるようになります。
ただ、配信活動の経験者であっても、スキルや誰にも負けない特技や特徴がなければ、オーディションを勝ち抜くのは難しいと思われます。
逆に、どれだけ卓越した特技をを持っていたとしても、配信経験が重要視されることに変わりありません。
そういう意味で、企業勢Vtuberになるには大きなハードルがあります。
個人勢のなり方
まず、個人勢になるのは非常に簡単で、資格や経験は必要ありません。
最低限必要なのは、キャラクターのモデルの用意、撮影環境作り、そして動画を配信する環境があれば、あなたは立派な個人勢Vtuberです。
さらにいえば、今はVtuberになるためのスマホアプリをインストールすることで誰でも簡単に活動できます。
そしてそこから好きなことを配信したり、人気を集めるために戦略を立てたりと、自由で自分の好きな方向性で活動することができます。
このように、個人勢は自由度が高く、周りに影響されません。
しかし、その分、自分でやらないといけないことが企業勢に比べて非常に多いんですよね。
機材の用意や企画の考案、動画の編集や視聴者へのアピール、そのほか諸々をすべて自分でしなければなりません。
そして、個人勢は注目度を上げることが非常に難しい・・・
個人勢男性Vtuberのトップレベルに有名とされる天開司さんでも現状のチャンネル登録者数は28万人です。
個人勢は、気軽に始められるかわりに、成果を出すのが非常に難しいという現実があります。
企業勢と個人勢のメリットデメリット
企業勢のメリット・デメリット
企業勢としてのメリットをみていきましょう。
企業勢の場合、所属している企業からサポートを受けられます!
例えば、配信に必要な機材の用意や、動画編集の作業をしてもらえたりと、Vtuberとしての活動に集中しやすい環境が作れます。
さらに、企業に所属していると、ファンも増えやすくなりますね。
なぜなら、先輩グループにすでに固定客がついているので、そこから見てくれる客層が最低限いるからです。
所属している企業にいる別のVtuberrが好きな人は、新しく企業に所属したVtuberの活動を見に来てくれる客が一定層いるのです。
一方のデメリットですが、まず、個人勢と比べてデメリットとして活動に多少の制限が発生します。
基本的には自由に活動できますが、内容によっては所属している事務所からNGがあって、できないことも発生してきます。
次にデメリットとして、Youtubeの収益が会社に分配されます。
個人勢の場合、収益のすべては自身のものになりますが、企業勢になるとその何%かが企業に分配されます。
個人勢のメリット・デメリット
個人勢のメリットを見ていきましょう。
個人勢としての強みは、まさにそのフットワークの軽さにあります。
どんな相手とコラボするかも自由ですし、どんな配信内容でも自由に決められます。
自身で責任が持てるなら、企業Vtuberがプレイしていないゲームの実況も可能でしょう。
個人勢は、準備を整えればすぐに始められる点もメリットですね。
企業勢ではオーディションなどを通る必要があるので、Vtuberとしてデビューを始めたいと思ったとしても自分の好きなタイミングでデビューできるとは限りません。
そして、夢もあります。
個人勢として活動することで、企業勢になることも視野に入ります。
個人での活動が配信経験になり、企業オーディションの要綱である、配信経験者であるという資格を得られるからです。
企業勢を目指す場合でも、個人勢から始めるのは選択肢の1つと考えてもよいでしょう。
一方のデメリットについてみていきましょう。
まず、金銭面での限界があるというデメリットです。
Vtuberになるには、キャラクターモデルの製作や活動に必要なPCなどなど・・・非常にお金がかかります。
企業からサポートを得られる企業勢ならまだしも、個人勢ではそのお金を用意するのも大変でしょう。
次に、有名になるのが難しいというデメリットが存在します。
企業勢はデビューした時点で企業から大きく宣伝され、注目度も高いです。
それと比べて、個人勢はデビューしてもそれを認知されている個人勢Vtuberは滅多にいません。
そこから有名になるのは非常に大変な道でしょう。
企業勢と個人勢はどちらから始めるべき?
まずは、個人勢Vtuberから始めることをおすすめします。
というのも、あなた自身に配信者としての適性や才能があるかわからないからです。
その状態で気合を入れて高額な機材を買ったとして、数年続けていけるほどのモチベーションを保てず辞めてしまうと非常にもったいないですよね。
Vtuber活動を実際に始めるともしかすると「自分に合わない」、と感じるかもしれません。
そうなったとき、個人勢であればいつでも辞めることができますし、金額的にもダメージは少なくて済みます。
自分に合っているか試すためにも、配信経験を積むためにも、個人でのVTuber活動から始めてみるのをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Vtuberのなり方の疑問は解決しましたでしょうか?
内容をまとめてみると
- 企業勢と個人勢のなり方の違いは企業勢は応募、個人は自由になれる!
- どっちがおすすめかといえば、個人勢!
以上になります!
企業勢希望の方は、こちらに各所属事務所のオーディション情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまで見ていただきありがとうございました!