小1の壁で退職して良かった？後悔？退職する割合やタイミングも調査

「小1の壁」とは、子どもが小学校にあがると環境が変わって忙しくなり、子育てと仕事を両立していくのが難しくなることをいいます。

子育てをしている人なら、1度は小1の壁で悩みますよね。

実際に、小1の壁を機に会社を退職したくても、収入が減少することへの不安や正社員として復職するのも簡単ではなくなることから、なかなか退職を決断できずにいる人も多いと思います。

ですが、小1の壁で退職した人の多くは、「退職して良かった」と感じているようです。

その理由として多かったのは、「子どもが慣れない学校生活で大変な時に、1番に子どもに寄り添うことができた」というもの。

退職してみると後悔より、良かったことのほうがはるかに多かったようですよ！

そこで本記事では、小1の壁で退職した人が感じたメリット・デメリットや退職する割合、タイミングなどについて、ご紹介していきます。

それでは、さっそくチェックしていきましょう。

小1の壁とは？

小1の壁とは、子どもが小学生になると、保育園に預けていたときに比べて、自身の仕事と子育てを両立していくのが困難になることをいいます。

人によって差はあると思いますが、小1の壁は、だいたい1年ほど続くといわれています。

早い人は、小1の夏休みを乗り越えたあたりに楽になったり、2年生に進学しても慣れない人もいます。

そして、実際に小1の壁で悩んだ結果、退職を決意して、働き方を変えた人がたくさんいます。

次章では、その方々の体験談をもとに、小1の壁で退職して良かったこと・後悔したことについて、確認していきたいと思います。

小1の壁で退職して良かった・メリット

小1の壁を機に仕事を退職した人が、退職して良かった・メリットに感じたことを実際の体験談をもとにご紹介していきます。

新しい環境で不安な子どもに寄り添える

つい最近まで保育園や幼稚園に通っていた子どもが、小学校という新しい環境にいきなり放り出されます。

初めは、慣れない学校生活に子どもも不安やストレスを感じやすいです。

そういった時期に、両親共々仕事で忙しいと、子どもは1人で不安を溜め込んでしまい、無理をして体調を崩す恐れがあります。

中には、「学校に行きたくない」と思い悩んでいることもあります。

ですが、仕事を退職しておけば、環境になれなくて大変な時期、子どもに1番に寄り添ってサポートすることができます。

また、仕事を退職することで自身の時間と子どもとの時間を作ることができるので、心に余裕が生まれると思います。

緊急の学校の休みに対応できた

近年、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの流行り病により、学校が休校になったり、オンライン授業になることがあります。

会社で勤務している時に、そういったことがあると、急遽会社を休まなければならず、周りに迷惑をかけることになります。

ですが退職していれば、そのような緊急事態にすぐに対応することができます。

また、小学1年生だとオンライン授業を受ける際、パソコンやタブレットをうまく扱えないことが多いので、そのような時にも親が手助けすることができます。

1人での留守番の心配がない

小学生になったといってもまだまだ幼い子どもなので、1人で留守番させるにはまだ心配ですよね。

ですが退職して親が家にいれば、子どもの帰宅後も一緒に過ごすことができるので、留守番の心配もなく、親も子も安心だと思います。

また、学校から帰宅後の子どもの様子を確認することができますし、その日の学校の話をゆっくり聞くこともできます。

授業参観や懇談会など学校行事に参加できる

授業参観や懇談会などは、平日に行われることが多いので、仕事をしている人は、参加するのが難しい場合があります。

ですが退職していれば、授業参観に出席して、子どもの授業中の様子など普段見れない姿を知ることができます。

また、保護者会などに参加できれば、同級生の親同士交流を深めることもできます。

宿題を見てあげられる

仕事を退職することで、時間に余裕が生まれ、子どもの宿題のサポートをすることができます。

そのことで、子どもも授業中わからなかったことや疑問に思ったことを親に聞いて解消することができます。

本人が勉強嫌いにならずに家庭学習を身につけるためにも、最初の親のサポートは必要不可欠になりますね。

メリットまとめ

小1の壁を機に、仕事を退職して良かったこと・メリットに感じたことは、以下の5つの内容が多かったです。

退職することで、子どもに寄り添うことができたとのプラスの声が多かったですね。

小1の壁で退職して後悔した・デメリット

次に、小1の壁を機に仕事を退職して、後悔したこと・デメリットに感じたことをさまざまな人の体験談をもとにご紹介していきます。

収入が減少する

正社員として働いていた会社を退職することになると、収入面でかなり家計にダメージをあたえます。

夫婦で共働きをして、やっと生活していくことができている家庭は、余計苦しくなると思います。

また、これからの子どもの教育費や自分たちの老後資金などの貯金のことも考えると、収入が減ることはかなり不安が大きくなると思います。

保育園や学童が利用できなくなる場合も

小1の壁を機に退職を考えている人に注意していただきたいのが、下の兄弟姉妹の保育園や学童の退園についての問題です。

仕事を理由に、下の子どもを保育園や学童に預けている人は、退職後は保育の必要性がないと判断され、退園になる場合もあります。

1度、保育園や学童を辞めてしまうと、また入園するために、審査などの手続きにかなりの時間と期間がかかってしまいます。

なので、まず退職を考えてる人は、その保育園・学童の退園の基準を確認することが大切です。

認可保育園の場合は、各自治体で退園基準が定められていますし、認可外の場合は、園によって異なるので、必ず退職する前に確認が必要です。

1度退職するとまた正社員になるのは難しい

1度会社を退職してしまうと、もう1度正社員として就職するのが難しくなります。

この傾向は、離職期間が長ければ長いほど厳しくなっていきます。

また、子育てをしながら、柔軟に働ける条件の良い会社はなかなかないですし、30代以降は特に正社員として就職しずらくなります。

なので退職するか迷っている人は、後悔がないようによく考えてから決断したほうが良いと思います。

デメリットまとめ

小1の壁を機に、仕事を退職して後悔したこと・デメリットに感じたことは、以下の3つの内容が多かったです。

退職したメリットの方が圧倒的に多いですが、収入の減少など、デメリットに感じる部分もいくつかあるようですね。

小1の壁で退職する割合

企業のアンケート調査によりますと、小1の壁をきっかけに、4人に1人が退職したり、転職するなど働き方を変えています。

4人に1人って結構多いですよね。

実際に退職した人は、専業主婦になったり、パートや派遣、フリーランスなど子育てと両立しやすい働き方に変えたようです。

中には、オンラインで学べるWebスクールでスキルや知識を学習してから、フリーランスに転職成功した人もいるみたいです。

自宅で自分のペースで仕事ができるフリーランスは、子育てママに人気がありますよ。

小1の壁で退職するタイミングはいつ？

小1の壁で退職した人の多くは、小学校入学前のタイミングで辞めたようです。

中には、入学の数年前に辞めて小1の壁対策として、在宅ワークやフリーランスとして働けるように準備をしていた人も多くいました。

実際に、小学校に入学して学校が始まってしまうと、これまでの生活が一変します。

子どもの宿題を見たり、チェックしなければならない学校便りがあったりと、やることがたくさん増えます。

また、子どもも慣れない学校生活が始まって、精神的に不安定になっていると思います。

そのような時には、子どもに1番に寄り添ってサポートしてあげたいですよね。

なので退職のタイミングとしては、入学前、入学の数年前に退職を決める人が多いようでした。

小1の壁で退職して後悔しないために

今回調査してみて「小1の壁を機に退職して良かった」との声が圧倒的に多かったですが、やはり収入面の減少などに悩む人も多くいました。

実際に、小1の壁で働き方を変えた人の中に、在宅ワークやフリーランスとして自宅で自分のペースで仕事をする道を選んだ人もいました。

この働き方の良いところは、子どもの体調や学校行事に合わせて仕事を調節できたり、子どもを中心に臨機応変にできる仕事だからです。

ですが、そのような仕事に就くには、まずWeb系の知識やスキルを身につけなければいけません。

そうなると「子育てで忙しいのに学習できるのか不安」、「未経験からでも手に職をつけれるのか」と思い悩む人も多いと思います。

そんな方におすすめなのが、女性専用キャリアスクール、SHElikes（シーライクス）。

ここのスクールは、未経験からでもWeb系の実践的なスキルを身につけられることで有名で、20代・30代の子育てママにも人気があるんですよ！

受講方法は、オンラインでも学習できるので、自宅で子育てと両立しながら自分の好きなペースで学習していくことができます。

実際に、未経験からWebデザイナーなどのフリーランスへの転職に成功している卒業生がたくさんいますよ！

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