子持ち正社員として働き続けることは、体力的にも精神的にもかなり大変なことです。
朝起きてから夜寝るまで家事・育児・仕事とずっと働いている状態なので、日々疲れとストレスだけが溜まっていきます。
そんな生活に嫌気がさして「正社員を辞めたい！」と考える人もいます。
正社員を辞めたい・・・
けど、1度辞めたら2度と正社員に戻れないのではないか・・・
このように1人で思い悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、子持ち正社員として働くのに疲れた人への今後の対策などについてご紹介していきます。
- 子持ち正社員を辞めたい理由
- 正社員を辞めるのはもったいない？
- 正社員を辞めて後悔する理由
- 子持ちワーママ正社員の辞め時
- 正社員を辞めて後悔しないためにチェックすべきこと
- 辞めた後、資格やスキルを身につける人も
それでは、さっそくチェックしていきましょう！
子持ちワーママだけど正社員を辞めたい！
正社員として働いている多くのワーママが、「正社員を辞めたい！」と感じています。
正社員は、会社への責任が重く、勤務時間も調整するのが難しいことから、子育てをしながら続けていくのはかなり大変です。
実際に、ワーママが正社員を辞めたいと感じる理由がこちら。
- 子どもとの時間がとれないから
- 自分の時間がとれないから
- 心身ともに限界を感じるから
- 子どものことで仕事に迷惑がかかってしまうから
- 育休後、これまでとは違う部署に移動させられたから
他にも、残業があまりできないことに文句や陰口を言われるなど、ワーママとして働きにくい環境に疲れてしまう人が多かったです。
しかし、正社員は収入や福利厚生などの待遇がしっかりしているため、辞めてしまうのが惜しく感じる部分があると思います。
そのため、結局正社員を辞めることができず、大変な日々を送っているワーママがたくさんいました。
正社員を辞めるのはもったいない？
パートや派遣社員に比べると、正社員は良い点がたくさんあります。
まず、雇用が安定していて、ボーナスや昇給や賞与受給などがあるため収入面で恵まれています。
さらに、健康保険、住宅手当、子育て支援といった福利厚生がしっかりしていることも正社員のメリットでもあります。
そのため、正社員を辞める決断をするのはかなり難しいと思います。
また、1度正社員を辞めてしまうと、再び正社員として再就職するのが、かなり難しくなります。
なので、あと先考えずに安易に退職するのだけは、絶対に避けましょう。
正社員を辞めて後悔する人は多い
実際、正社員を辞めてしまったことを後悔するワーママが多くいるのは事実です。
やはりパートや派遣社員などは、正社員に比べると給料も低く、ボーナスや退職金なども出なくなります。
このような収入の減少は、家計をやりくりしていく上で大きなダメージになるため、「正社員を辞めなければよかった」と思うワーママも多いです。
中には、長年積み重ねてきたキャリアが途絶えてしまったことに後悔する人もいます。
これまでの経験を活かせる仕事を探せれば良いのですが、ワーママ向けの求人となると見つけるのが難しくなると思います。
退職したら、復職する際の条件が下がるリスクがあることは、理解しておきましょう。
また、1度辞めてしまうと、次また正社員として働けるかどうかわかりません。
特に30代以降になると、正社員として雇ってもらうことがだんだん難しくなる傾向があります。
これまでのような会社に復職できるとは限らないということは覚悟しておいたほうが良いと思います。
子持ちワーママ正社員の辞め時
2019年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると、子どもを持つ女性の7割以上がワーママとして働いていることがわかっています。
ほとんどの女性が働きながら子育てをしているんですね。
そして、子育てをしながら正社員として働き続けるのは非常に困難なため、多くの人がパート・アルバイトなどの仕事に働き方を変えています。
パートの良い点は、勤務時間が調節しやすく、学校行事の時などに休みが取りやすいため、子どもに合わせて仕事が続けられます。
正社員の辞め時っていつが良いのかな・・・
正社員として働いているワーママの辞め時は、人それぞれで正解はありません。
辞めたいと思うタイミングで多いのは、育休が終わって会社復帰した時や子どもが小学校に入学する時などです。
ただ、後先考えずに辞めてしまうのだけは非常に危険です。
辞めて後悔しないためにも、第三者に相談してみたり、今後の自分の長期的なライフプランを立て直してみるのも良いと思います。
次章では、正社員を辞める前にチェックすべきことを確認していきましょう。
正社員を辞めて後悔しないためにチェックすべきこと
ワーママが正社員を辞めて後悔しないためにも、辞める前にチェックしておきたいことが3つあります。
- 辞めた後、収入面で無理が生じないか
- 保育園に通い続けることができるか
- 辞めた後のイメージができているか
それぞれについて詳しく確認していきましょう。
辞めた後、収入面で無理が生じないか
まずは、自身が正社員を辞めたあとでも、生活を続けていける収入があるのかを計算します。
特に夫婦共働きで、やっと生活が成り立っているような家庭は、片方が辞めてしまうとかなり生活が厳しくなると思います。
なので辞めたあと、金銭面で無理が生じないか事前にシミュレーションしておくことが大切になります。
保育園に通い続けることができるか
仕事を理由に子どもを保育園に通わせているワーママは、退職すると保育の必要性が認められず、子どもが退園になる可能性があります。
なので、辞めることを考えている人は、まず保育園の退園の基準を確認することが大切。
認可保育園の場合は、各自治体で退園基準が定められていますし、認可外の場合は園によって異なります。
そして、保育園が退園になったら、幼稚園への転園が必要になってくると思います。
なので、近隣の幼稚園に空きがあるのかも確認しておくことも大切ですね。
辞めた後のイメージができているか
辞めたあとの生活をシミュレーションしておくことは非常に重要です。
これまで育児・家事の部分を夫婦で分担していた家庭は、今後はどうしていくかの話し合いが必要になります。
妻が仕事を辞めて専業主婦になると、育児・家事全般をすべて１人で行うことになりかねません・・・
これまでよりは時間に余裕ができて、育児・家事に取り組めるものの、全部1人でやるのは大変です。
なので、辞めたあとの育児・家事分担については、事前に話し合っておくことをおすすめします。
復職する時期をあらかじめ決めておくのもあり！
あらかじめ復職する時期を決めておいて、それまでの間に、次の働き方の準備を行う女性もいます。
準備としては、次に就きたい職業の知識やスキルを身につけて資格をとったりすることです。
そして近年、子育てママの間でフリーランスとして働く女性が増えています。
実際に、正社員を辞めてフリーランスの知識やスキルを身につけてから、フリーランスに挑戦する子育てママもいましたよ。
このフリーランスの良い点は、子どもとの時間を大切にしながら自宅で自分のペースで仕事ができるところです。
子育てママがフリーランスの知識を身につけるには、オンラインで受講できるWebスクールがおすすめです。
Webスクール中でも人気があるのが、女性専用キャリアスクールのSHElikes（シーライクス）
です。
ここのスクールは、未経験からでもWeb系の高いスキルを身につけられることで有名で、20代・30代の子育てママにも人気があります。
実際に、未経験からフリーランスへの転職に成功している卒業生がたくさんいます！
興味を持った人は、無料体験レッスンを受けることもできますので、是非チェックしてみてくださいね。