仮想通貨を始めたいけど、ビットコインやイーサリアムはもう手が届きにくい…。そんな風に感じている人、意外に多いのではないでしょうか。
そこで気になってくるのが 、草コインです。この記事では、草コインについて、買いまくったらビットコイン おくりびと 現在のように億り人になれるのか?という疑問も含め、草コインの可能性や選び方のコツ、メリット・デメリットをわかりやすくお伝えしていきます。
草コインとは?
まず、草コインって何?という基本的なところを押さえておきましょう。
仮想通貨の世界では、ビットコイン(BTC)以外の全ての通貨をアルトコイン(Alternative Coin=代替のコイン)と呼びます。
そして、このアルトコインの中でも、特に
- 時価総額が低い(市場規模が小さい)
- 価格が非常に安い(1円以下もザラ)
- 知名度が低い
といった特徴を持つマイナーな銘柄を、親しみを込めて、あるいは揶揄する意味合いで「草コイン」と呼んでいます。
草コインと呼ばれる理由
草コインと呼ばれるようになった由来は諸説あるものの、時価総額が極めて低い草コインの状況が、ある意味で「笑える」ほど小さい、あるいは「草」のようにあちこちに生えていることから「笑える」「くだらない」といったニュアンスを持つネットスラングの草から来ているんだとか。
特徴
明確な基準はありませんが、時価総額が小さいことから、ちょっとした話題で価格が急騰したり、逆に暴落したりと、価格変動が非常に激しいのが最大の特徴です
草コインを買いまくると億り人になれる?
草コインを買いまくると億り人になれるのか?ですが、結論から言うと、可能性は0ではありませんが、それは例外中の例外でリスクも非常に高くなります。
億り人は実在するが…
過去には、低価格だった草コインが短期間で何十倍、何百倍と上昇し、「億り人」を生んだという話はよく聞きます。例えば、柴犬コイン(SHIB)は、注目が集まった時期に大きな上昇を見せた例としてしばしば紹介されます。
ただし、こうした成功例は極めてレアであり、多くの人が利益を取れるわけではありません。草コインを買いまくるというのは 、宝くじを買いまくるのに似ていて、その全てが当たるわけではない、という現実を理解しておく必要があります。
重要なのは、宝の山の中から「本物」を見極める能力と運、そして資金管理です。
草コインの選び方
草コインを買いまくるという戦略に出る前に、少しでも勝率を上げるための「本物」を見抜くリサーチ術を身につけましょう。適当に買うのではなく、冷静にプロジェクトを分析することが大切です。
これらを満たす草コインを複数候補にし、そこから絞って、草コインを買いまくる戦略を立てれば、リスクをある程度抑えられる可能性はあります。
プロジェクトの実態と目的
公式サイトやホワイトペーパーで、開発目的・技術・今後の計画(ロードマップ)を確認しましょう。計画の進行は価格変動の大きな要因です。また、運営チームが透明で実績あるかも重要。不明確なプロジェクトは要注意です。
コミュニティの活発さ
SNSやフォーラムでの活動状況をチェック。活発でポジティブな議論が多いコインは伸びやすい傾向があります。宇佐美リトの顔バレのように噂や単なる煽りではなく、実需に基づく話題性があるかを見極めましょう。
取引量と流動性
取引量が少ないと売りたいときに売れません。安定して売買できる程度の流動性があるか、仮想通貨情報サイトで必ず確認しましょう。
草コインのメリット・デメリット
草コインを買いまくる戦略を考える前に、メリット・デメリットを知っておくのは不可欠です。
メリット
草コインは、その特徴から大きな魅力がつまっていると言えます。
- たった一つが数十倍、あるいはそれ以上に成長すれば、元手を飛躍的に増やすこともあり得る。
- 1円以下のコインも多く、小額で始められるものが多い。
- 大型コインだけでなく、「次の新星」を探す楽しさがある。
- 初期段階で注目を集めれば、価格上昇の波に乗りやすい。
デメリット
草コインは非常にリスクが高いという側面を持っています。
- プロジェクト自体が消滅したり、ホワイトペーパーどおりに進まないケースが多く、仮想通貨をめぐる詐欺や資金盗難は年間を通じて大きな課題となっていることが指摘されている。
- 売りたいときに買い手がいない、価格が飛びやすい、価格スプレッドが広いなど。
- ごくわずかなニュースで急激に上昇したり、急に下落することがある。
- 国や地域によっては仮想通貨に対する規制強化や課税ルール改正が入るリスクがある。
- プロジェクト情報が誇大表現・虚偽という可能性、また裏取引や操作が隠れていることも。
- 外れが多ければ、複数買っても合算で大きな損失になる可能性がある。
終わりに
草コインを買いまくるというのは、夢の輝きと同時に大きなリスクがあります。確かに億り人を生んだ事例もありますが、資金を失う可能性も高いのです。だからこそ「生活に困らない余裕資金」で、小額から分散投資する姿勢が大切です。
草コインは“若木”のような存在。育つこともあれば、枯れてしまうこともあります。冷静な判断と情報収集力を持ち、自己責任で楽しむことが、夢を現実に近づける唯一の道です。