チャンネル登録者数80万人を超える人気VTuberのローレン・イロアスさん。人気の配信者であればなかなか避けがたい問題なのですが、ローレンさんもこれまで数度炎上騒動があったようです。
今回はローレンさんの炎上理由について調査しました。
ビデオを違法ダウンロード
最初に紹介するのは、2022年にローレンさんが大人なコンテンツを違法にダウンロードしていた問題です。ゲーム配信中に自分のPC画面を映したローレンさん、その際クイックフォルダの欄にビデオのファイルがあったことが発覚したのですが、そのフォルダ名が違法ダウンロードのフォルダ名ではないかと指摘されたのです。
ローレンさんは騒ぎを受けSNS上で謝罪。その際、謝罪の投稿に対しビデオの出演者から「次はちゃんと買って観てください(^^)」といった感じのリプライがあったことから、SNS上では笑える事件として話題になりました。
活動自粛期間を経て活動再開
とはいえ違法ダウンロードは問題行動に違いありません。一連の騒動は概ね事実であり、ローレンさんは約1カ月半活動自粛。違法ダウンロードしたコンテンツの著作権者にも直接謝罪し、権利者側の寛大な配慮もあって和解した後、活動再開に至りました。
ローレンさんは「クリエイターとして、一人の人間として、二度と同じようなことを起こさないようにしていきたい」と反省の弁を述べていますよ。
不適切なネットスラングを使用
続いて紹介するのは、やはり2022年、前述の事件での活動再開から二月程後に起こった、不適切発言での炎上事件です。コラボゲーム配信の中で「何こいつ、ひとりで超ファビョってんの」と発言したローレンさん。「ファビョる」とは怒り狂うさまなどを意味するネットスラングなのですが、これの語源が韓国語の「ファビョン」、精神疾患のひとつである「火病」であり、韓国人への差別的な意味を持つスラングなのです。そのため炎上してしまったのですね。
本人は意味を知らなかった
ローレンさんはこのスラングの意味を詳細には理解しておらず、配信内でリスナーに指摘された際にすぐ謝罪を繰り返しています。にじさんじも会社としてローレンさんに厳重注意した後コンプライアンス研修を実施しています。問題発言のあった動画は、騒動の後は非公開となりましたよ。
参考ページ・にじさんじ、「ローレン・イロアス」の不適切発言で謝罪 韓国人への侮蔑的スラング使用に批判(1/2 ページ) – ねとらぼ
ストグラの配信で不運な炎上?
最後に紹介するのは2023年のストグラ配信での炎上です。ストグラとは「ストリートグラフィティ ロールプレイ」の略で、名作「グランド・セフト・オートV」というゲームを元に制作された仮想都市「ロスサントス」の世界で楽しむメタバース✕ロールプレイのコンテンツです。要するにこの炎上騒動はゲームの世界での出来事がきっかけで起こった物ということになります。
ローレンさんはストグラの世界でギャング集団に所属し、悪事を働くという楽しみ方をしていました。ある時、道に止められていた黒いバイクを盗み、ご機嫌に走っていたのですが⋯⋯。
盗んだバイクがストリーマーの物だった
ローレンさんは盗んだバイクをNPCの物だと思っていたのですが、実はそのバイク、ストリーマーの関優太さんの物だったのです。しかもカスタムを含めて約1500万円もするバイクだったため、それを盗んだローレンさんの配信のコメント欄は大荒れ、炎上騒動に発展しました。
バイクの持ち主の正体を知ったローレンさんは関優太さん本人にディスコードで謝罪、事なきを得ました。関優太さんに対する悪意があって盗んだわけではなかったのでこのローレンさんの炎上は可哀想だと思う人や、シンプルに関優太さんから盗んだバイクで走り出すローレンさんの構図が面白かったと感じるリスナーも多かったようです。
最後に
今回はローレンさんの炎上騒動について紹介しました。笑える炎上騒動や可哀想という声も上がる炎上理由が多いローレンさん。ただ、何かと燃えやすい時代なだけに、もう少し隙は見せないようにしたほうがいいかもしれませんね。