おしゃれさや清潔さ、保ちやすさなどを両立した髪型であるスポーツ刈り。ただ社会人でスポーツ刈りをするという人は少ないかもしれませんね。
今回は社会人がスポーツ刈りをする時の頼み方について調査しました。
スポーツ刈りとは？
そもそもスポーツ刈りとはどういう髪型なのでしょうか。スポーツ刈りは、頭の角を残してなめらかにつなげるように刈り、前髪を少し長めにしたような髪型のことを言います。端的に言えば坊主のトップや前髪を少しだけ長めに残したような髪型というわけです。
スポーツをする学生の間で流行したためスポーツ刈りという名前で呼ばれているようです。スポーツをする上では、特に夏場なんかは髪が短いほうが涼しくて良いですが、丸坊主にするのは抵抗がある、そんな人達にとってスポーツ刈りは都合が良かったのですね。
社会人がスポーツ刈りにするときの頼み方は？
ただ、元々が学生の間で流行った髪型です。社会人がスポーツ刈りにすると、少し幼い印象を持たれてしまうかもしれませんね。それでも学生時代から馴染み深いという人など、社会人になってからもスポーツ刈りにしたいという人はいることでしょう。そうでなくともスポーツ刈りは何かと楽ですから魅力的に思う大人も多いでしょうね。スポーツ刈り を社会人 が頼む時にはどういう頼み方をするのが良いのでしょうか。
トップが長めになるように頼む
高校球児を連想させるような坊主感が、スポーツ刈りという髪型から幼さを感じる原因になると思われます。そのため、髪を短くしすぎないことで幼いという印象を与えにくくすることができますよ。「さっぱりさせたいのに髪を長く残すのは本末転倒では？」と思う人もいるかもしれませんが、別にそこまで長く残す必要はありません。トップに髪は残しますがサイドはしっかり短くするのでスポーツ刈りのメリットもしっかり感じることが出来るはずです。具体的にはどういった頼み方をすればいいのか、これから紹介していきますよ。
ツーブロック寄りに
頭頂部に毛量を残し、側頭部を刈り上げる髪型であるツーブロック。明らかに長さの違う髪のブロックが2箇所あることから「ツーブロック」と呼ばれるこの髪型は、髪のメリハリが効いていておしゃれに仕上げることが出来る髪型です。ツーブロックの定義には頭頂部の髪の長さは関係なく、ボリューム感を出してより違いを引き立たせる人もいますが、スポーツ刈りの派生のような形でツーブロックにするのもおすすめですよ。
スポーツ刈りはトップからサイドへの毛量の変化をなめらかにするのが普通ですが、あえてツーブロックのようにはっきりとブロックを分けることでおしゃれを演出できるのですね。
ソフトモヒカン
ソフトモヒカンもスポーツ刈りの一種として日本で定着しています。かつて伝説的サッカー選手、ベッカム氏がこの髪型にしたことで普及しました。トップを隆起させる髪型で、短い毛量でより髪型を立体的に見せることができ、おしゃれに仕上がりやすいです。一言にソフトモヒカンと言っても髪の仕上がり方は様々。側頭部をしっかり刈った上でソフトモヒカンにするという人も多いですよ。
GIカット
サイドを短く刈り上げるGIカットも人気です。GIカットの場合は他の髪型と違ってヘッドが平坦になり、立体感などを感じる髪型ではありません。小洒落た感じではなく、ワイルドさや男らしさ、渋さなどの印象を与える髪型と言えるでしょう。短い髪のまま幼さを消すことができる髪型と言えますね。
GIカットのGIは「Govement issue」の略です。これは官給品という意味なのですが、アメリカの軍人の間で「ヘルメットを被りやすい」と流行ったことから「アメリカ軍人の髪型」といった意味を持っていますよ。
最後に
今回は社会人がスポーツ刈りをするときの頼み方について紹介しました。機能性を重視したのがスポーツ刈りですので、おしゃれさが上がればあがるほど「幼い」という印象は与えにくくなることでしょう。ただ、おしゃれさにはある程度の髪の長さも必要なので、そこらへんはトレードオフになりますよね。